自転車の種類

自転車といっても色々な種類があります。自転車の種類について知らべたり思うところをまとめてみました。間違った情報があればお知らせください。


■ロードバイク
■トラックレーサー
■シクロクロス
■クロスバイク
■マウンテンバイク
■バイシクルモトクロス
■ミニベロ
■シティサイクル


■ロードバイク [Road Bike]
オンロード(舗装路)を高速で走行することに特化して作られた自転車。ロードレーサーとも呼ばれる。
ドロップハンドルと呼ばれる独自のハンドルが特徴。またタイヤは細く(通常23mm)、大きな径(通常700mm)が使用される。フレームは下位クラスではアルミが、上位クラスではカーボンが主流である。高速で走行するために車体重量を軽くする必要があり、不要な装備(泥除け、スタンドなど)は付いていない。車体重量自体は10kg~7kgが主流であり最上位になると6kg台の物もある。これは一般的な自転車(ママチャリ)が20kg程あるのに比べ半分以下という驚異的な軽さである。価格は10万円以下の物からあるが、上位クラスは100万円を越えるものもある。


主な走行場所は交通量の少ない国道や舗装路がある山の中などである。日本における普及率は低い。しかし本場欧州では盛んなスポーツであり、ツールドフランス等の大会が開かれている。



PINARELLO PRINCE Carbon 1,155,000円


参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF
http://allabout.co.jp/gs/sportscycle/closeup/CU20070706A/


■トラックレーサー [Track Racer]
トラック競技に使用される自転車。ピストバイク、シングルスピードとも呼ばれる。
トラック競技のための自転車であるためギアがフリーホイールではなく固定である。そのため一般的な自転車と違い、走っている間は常にペダルを漕がなければならない。つまり下り坂でペダルを漕がずに下ることができない。またブレーキが付いていないので、停車する場合はペダルを逆回転させて停車する必要がある。日本ではブレーキが付いていない自転車は公道を走ることができないため、公道を走る場合はブレーキを取り付ける改造が必要がある。フレームは一般的にはカーボンやアルミが主流となっている。



COLNAGO FLIGHT 577,500円(フレーム価格)


日本の競輪では鋼材を使用したフレームしか用いられないため、フレームは細くスマートなものが使われている。

FUJI FEATHER 71,400円


参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC
http://otokonokakurega.net/blog/car/95/entry988.html


■シクロクロス [Cyclocross]
オフロード(未舗装路)を走ることを目的とした自転車。
外見はロードバイクとよく似ているが、オフロードを走るためタイヤが太く一般的に34mm程が使われる。ブレーキも異なり、ロードバイクで使われるサイドプルブレーキではなくカンチブレーキが使われる。フレームの素材として現在でもクロモリが使われている。



Bianchi Lupo-D 123,900円


参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9
http://cyclocross.jitenshaten.com/


■クロスバイク [Cross Bike]
街中を比較的速く軽快に走ることに向いている自転車。ハイブリッドバイクやアーバンバイクとも呼ばれる。
競技に使用されるわけでなく登場してから日が浅いため定義がかなり曖昧である。一般にロードバイクMTBの中間とされており、フラットバーのハンドル、径700mm-太さ25~38mm程のタイヤを使用している。フレームは主にアルミが使われ、MTBの駆動系部品が使われることが多い。価格は5万円程の物から販売されている。ギアは20段以上の物も多くあり、サイクリングや遠出に向いている。



GIANT ESCAPE R3 52,500円


参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF
http://trendy.nikkeibp.co.jp/lc/bike/070322_cross/


■マウンテンバイク [Mountain Bike]
山岳などの急坂降下や悪路を走るために使用される自転車。MTBと呼ばれる。
山の中を走ったり、段差を越えたりとハードな乗り方をするため、サスペンションがつけられているのが最大の特徴である。車体そのものも頑丈にできている。タイヤは通常2インチ(約50mm)程の太さが使われ、表面はブロックパターンの物が主流である。フレームはアルミが主流であるが、クロモリやカーボンが用いられたりもする。


日本の街中でよく見かける自転車であり、シティサイクル(ママチャリ)についで多い自転車だと思われる。
しかし市販される物の中にはMTBに外観だけが似ている「マウンテンバイク類型車(ルック車)」と呼ばれるものがある。ルックであるかどうかは価格(1~2万円)や「悪路走行不可」などと書かれたステッカーで識別できる。



Specialized S-Works Epic 870,000円


参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF
http://bicycle.omakase-hp.com/125/post_2.html


■バイシクルモトクロス [Bicycle Motocross]
オフロードの短距離レースや、ジャンプや空中技等のパフォーマンス競技を行うために使用される自転車。BMXと呼ばれる。
MTBとならんで頑丈な作りになっている。タイヤは20インチの径のものが使われる。フレームはクロモリが主流だがアルミやカーボンも使われる。BMXを使って行われるフリースタイルという競技はエクストリームスポーツ(速さや高さ、危険さや華麗さなどを競う競技の総称)の1種である。



wethepeople CRYSIS 73,290円


参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/BMX
http://bicycle.omakase-hp.com/125/post_24.html


■ミニベロ [Mini Velo]
タイヤ径が小さい自転車の総称。慣例としてBMXは含まない。小径車とも呼ばれる。
定義が曖昧だが、径が20インチ以下(または24インチ以下)のタイヤを使用している自転車を指すことが一般的である。フレームはクロモリ、アルミが主流である。持ち運びや保管といった用途を考え折りたたみ自転車(フォールディング)であることが多い。


最近街中でよく見かける車種であり、若者を中心としてその外観や持ち運びの容易さから人気を集めている。



rise and muller BD-1 9 Speed 192,150円


参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%BE%84%E8%BB%8A
http://allabout.co.jp/gs/citycycle/closeup/CU20070806A/


■シティサイクル [City Cycle]
荷物を運んだり、短距離を移動するために街中を走ることを目的とした自転車。ママチャリとも呼ばれる(こちらのほうが一般的)
日本で一番普及している自転車である。移動手段として老若男女に乗られており、価格も1万円以下の物もある。荷物を乗せるかごや荷台がついており、高速走行や悪路を走ることには向いていない。最近ではカラーやデザインに改良を加えファッション性を高めた物もある。



Panasonic プレタポルテ 34,800円


参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB
http://bicycle.omakase-hp.com/125/post_27.html


ではでは。